フォルスクラブは香港への上場をする話もあったそうですが、まだ実現には至ってはいないそうです。
現在も、フォルスクラブは香港を視野に入れているかは分かりませんが、上場にはいくつものメリット・デメリットがあるのです。
香港 ; フォルスクラブと他のeラーニングサービスを徹底比較
メリットは単純に「資金が集まる→もっと大きな事業が出来る→さらに効率よくお金が稼げる」で説明ができますのでこれ以上の詳細を省きますが、デメリットについてはなかなか一癖二癖ありそうです。
特に「上場の時期を見極める」は重要です。お金を集めるのに時期は関係ありませんが、証券を配る時期はしっかりと見極めないと大変なことになるのです。
簡単に言えば、証券とは経営権のことです。【株式会社】という枕詞が付く会社名は星の数ほどありますが、そうした会社の最高決定権は社長や会長でもなく、株主のものになります。
株主が社長の任命権を持つのです。
ただし、社長や会長が最大株主の場合もあります。
仮に、ライバル企業に証券を買い漁られると・・・会社を潰されることはありませんが(単純に投資に費やした分のお金が勿体ないから)・・・吸収合併みたいなことはされるかもしれません。
そうでなくとも、株主の声をしっかりと聞いて経営しなくてはならなくなりますので、自由に商売するのがとても難しくなるのです。
そういう意味なら、フォルスクラブが国内ではなく香港で上場するのには有利かもしれません。
都合が良いかもしれませんが、証券の購入者はフォルスクラブが成長するかどうかだけを視野に入れて、具体的な経営方針にはノータッチになると思います。ライバル店もわざわざ香港まで行って買うこともなさそうですので、フォルスクラブが香港で上場を考えていたのはそれなりに理由があったのかもしれませんね。